ブリーチした後に黒染めできる?色落ちや注意するポイントは?

ブリーチした後

ブリーチして髪を明るくした後に、就活・バイト・就職などによって、髪を再度黒く染めなければいけないこともあるかと思います。ブリーチした髪は一般的に色落ちしてしまいますが、黒染めの場合はどうなるのでしょうか。

今回は、ブリーチした後に黒染めした際の色落ちやダメージ、ケア方法に関して解説していくので、ぜひご覧ください。

ブリーチした後に黒染めするとどうなる?

黒染めとは、その名のとおり髪を黒くすることです。日本人は、もともと黒髪や焦げ茶といった暗い髪色の人が多いのです。黒染めは、自然な色合いというよりは真っ黒、漆黒といったしっかりした黒に仕上がります。

ブリーチした後の髪は、黒染めできない訳ではありません。しかし、黒染めというのは髪のメラニン色素に着色するという仕組みで、ブリーチした後の髪にはメラニン色素が残っていません。そのため、きれいに染まらない可能性があります。もちろん、黒染め直後はきちんと黒くなりますが、すぐに色落ちしてしまうことも考えられます。

赤みが出る可能性がある

日本人の髪はもともと赤みがあります。ブリーチをしたことがある方はご存じかと思いますが、最初に染めた色からどんどん赤っぽい仕上がりになってしまうのです。色落ちが早くなり、ブリーチした部分と黒染めの黒が中途半端に混ざってしまい、おかしな色になってしまう可能性があります。

ヘアカラー剤選びが重要

同じ黒でも色素量によって染まりやすさが異なります。色素量が少ないものは自然な仕上がりになりますが、時間が経つと色が落ちてしまいます。ただ、しっかり染めたいと思って色素量が多いものを選ぶと、真っ黒で不自然な仕上がりになるでしょう。もともとの黒髪がどのようなトーンなのかにもよりますが、あまりに黒く染まってしまうと、重たく見えることが考えられます。

また、もともとの髪より黒く染まってしまうと、伸びてきた根元の髪と色の差が生まれてしまいます。明るい髪に染めた後に根元が黒いのも目立ちますが、逆の状態もなじまず色の違いが気になる可能性があるので注意してください。

髪へのダメージに注意

もともとブリーチは髪への負担が大きい施術です。ケアに気を配ったとしても、パサつきやダメージを抑えることはなかなか難しいでしょう。その状態からさらにカラー剤を入れることで、傷んだ髪へさらにダメージを与えることとなります。

繰り返しの黒染めでさらにダメージ蓄積

ブリーチした後の髪は黒が入りにくくなってしまい、色ムラが生まれたり染まりにくくなっていたりすることは先ほども説明しました。会社の規定などで暗い髪色にしなければいけない場合、色落ちしたらまた染める必要が出てきてしまい、結果的にどんどん髪にダメージを与えることになります。さらに、パサついた暗めの髪色はごわごわに見えてしまい、清潔感がなくなってしまいます。人に与える印象も考えると、髪はきれいに保った方がベストです。

一時的な黒染めならスプレーも有効

面接など1日だけ染める場合には、シャンプーなどで落ちる黒染めのスプレーを使うと髪へのダメージを抑えられます。髪が固まってしまうため自然な仕上がりにはなりませんが、緊急時にも対応できます。急な法事や面接、企業との面談といったケースの場合に使いましょう。

黒染めした後はケアが重要

黒染めした後の髪はかなり傷んでいます。少しでもきれいに保つために、ヘアケアに力を入れましょう。洗い流すトリートメントはもちろん、ドライヤー前には洗い流さないトリートメントやヘアオイル、ヘアミルクを使ってください。美容室で定期的にトリートメントするのも、髪をきれいに保つ上で効果的です。

再度髪を染めたい時の注意点

黒染め後は、ほかのカラーも入りにくくなってしまうことが多くなっています。とくに、何度も黒染めした時は要注意です。一見色がきれいに入ったように見えても、黒染めの染料が髪の中に残っていることがあります。シャンプーを繰り返すうちに黒い色素が表面に出てきてしまい、染めた色と混ざってどのようなカラーになるか分からないのです。

きれいに色を入れるために、1度だけでなく2度ブリーチが必要になるかもしれません。しかし、そうすると既にダメージが蓄積された髪はボロボロになってしまう可能性が高いのです。どうしてもほかのカラーにしたい時は、しっかりケアして髪の状態を整えてからにするか、傷んでいる部分を切るなど対策をとってください。

まとめ

ブリーチした後に黒染めする時のポイントについて紹介しました。髪にダメージがある状態で黒染めすると、さらに髪が傷んでしまいますし、仕上がりもきれいにならない可能性があります。

健康的な髪を保ちつつきれいに黒く染めたいという方は、ぜひ美容室「RISE」をご利用ください。一人ひとりに合わせたきれいなカラーを実現するだけでなく、さまざまなケア剤によってダメージを大きく抑えられます。まずは一度、お気軽にご相談くださいませ。