男性のヘアケアって何から始めたらいいの?シャンプーの方法からお教えします

シャンプーの方法からお教えします

ヘアケアについて調べてみると、女性向けの記事が多く目につきます。市販品でもヘアケア売り場では女性向けの商品数が圧倒的です。そんな状況ですと「ヘアケアについて気になってはいても手を出しづらい」と尻込みしてしまっている男性も多いのではないでしょうか。今回は、男性に向けて基本的なヘアケアについてご紹介します。

髪や頭皮の健康が気になる方は、ぜひこの記事を参考になさってください。

まずは髪へのダメージを減らそう

ヘアケアは髪を健康な状態に戻す、もしくは健康な状態を維持するための手段です。しかし、ヘアケアを始める前に、まずは髪が受けるダメージをいかに減らすかという点についても重視する必要があります。日常生活を送る上では、一体どんなものが髪へのダメージの原因になるのでしょうか。

髪へのダメージと聞くと、まずブリーチ剤やカラー剤といった化学薬品を思い浮かべる方が多くいらしゃいます。確かに髪色を変えられるほどの薬剤は髪にとって少なくないダメージを与えます。しかし、髪を傷める原因はそうした特別な薬剤だけではありません。ドライヤーの熱やシャンプー・タオルドライ時の髪への摩擦、他にも紫外線なども髪にとってはダメージの原因となってしまうのです。

このように、何気ない日常の中でも髪は少しずつダメージを受けています。そこで、髪が受けるダメージを少しでも軽減するために、普段から帽子をかぶって紫外線を防ぐ、丁寧にシャンプーをする等を心掛けましょう。そうすることで、ヘアケアの効果がぐっと実感できるようになります。

自宅でできるヘアケア

自宅でできる一番のヘアケアはなんといってもシャンプーです。洗髪は、その日髪につけたワックスや汚れを落とすためだけの行為ではありません。シャンプーで頭皮を清潔に保つことで、これから新しく生えてくる髪がより健康になるのです。

ただでさえ、男性の頭皮は女性に比べて皮脂が蓄積しやすい傾向にあります。夕方になると髪がべたついてくるという男性がいらっしゃいますが、これは頭皮から出た皮脂が髪へと渡っていることが原因です。髪がべたつくと自分自身が不快なだけでなく、傍から見ても清潔感に欠けます。そうならないよう、日々のシャンプーで毛穴にたまりやすい皮脂までしっかり落としましょう。

基本の洗髪方法

シャンプーでヘアケアと言うと商品選びに注意が向きがちですが、実はシャンプーの方法も重要です。

まず、お湯でしっかり頭を流します。目安としては1分間以上です。お湯で流すだけでも髪に付いた汚れのほとんどを取り除くことができます。しっかり予洗いをすればその後のシャンプーも泡立ちやすくなるため、過剰な量を使って髪がパサつくこともなくなります。シャンプー剤を泡立てる際に、髪を使って泡立ててはいませんか?濡れた髪は傷みやすく、髪同士の摩擦であっても髪表面がダメージを負ってしまいます。シャンプーは手のひらに出し、手の上である程度泡立ててから頭にのせるようにします。

頭皮に優しくしようとするあまり、髪表面しか洗えていない場合もあるので注意が必要です。爪は立てずに指の腹で頭皮を揉むように、大きく丁寧に動かしてあげましょう。とくに臭いがでやすいのは耳の後ろや襟足です。この部分を洗い残さないよう留意してください。最後に、すすぎを念入りに行います。シャンプーやトリートメントが残ったままになっていると、毛穴の詰まりや炎症につながります。シャワーのお湯がきちんと頭皮まで届くよう、たっぷりの水量で洗い流すようにしましょう。

髪はすぐに乾かす

髪の毛は濡れている時、髪表面にあるキューティクルが開いています。この状態はとても髪にとって無防備な状態で、ダメージを受けやすくなっているのです。もしキューティクルが損傷すると、そこから水分や栄養がどんどん逃げ出してしまいます。そうならないように、髪が塗れている時間を極力短くするよう心掛け、洗髪後はすぐにタオルドライとブローを行いましょう。

男性もトリートメントを

洗髪の後、さっぱり感を重視してトリートメント剤を使っていない男性も多いのではないでしょうか。しかし、ヘアケアという観点からみるとトリートメントはとても重要です。髪の長さがある程度ある方がトリートメントを行わないでいると、見た目がパサつくだけでなく、きしんで触り心地が悪くなったり、髪同士が絡まりやすくなったりして最悪抜け毛につながる恐れもあります。パーマやカラーを行っている人は特にパサつきやすいので、トリートメントを活用することを強くおすすめします。

トリートメントは蒸しタオルと併用しよう

トリートメントを行う際、傷みの度合いが強い方は蒸しタオルを併用するとより一層効果的です。蒸しタオルの方法ですが、髪にトリートメントを付けた状態で温かいタオルで頭部を覆います。パックするイメージです。入浴時なら、お湯に浸して絞ったタオルを使うと良いでしょう。そのまま10分ほどおいたらトリートメントの完了です。蒸しタオルを使うことで、髪内部によりトリートメント成分が浸透しやすくなります。トリートメント後は、ぬるつきがなくなるまでよくすすぎましょう。

サロンで自分に適したヘアケアを

サロンのスタッフはさまざまな髪の悩みに応えてきたプロです。施術前のカウンセリングで抱えている髪の悩みを率直に相談し、実際に髪の状態を見てもらうことで自分にあったベストなヘアケアを受けられます。日々のヘアケアは自分で、サロンのヘアケアはスペシャルケアとして、月に1度ほど髪の状態をリセットするつもりでサロンのヘアケアを取り入れるのも良いでしょう。

また、髪の傷みが気になる場合でも、カラーやパーマを行うことができます。ダメージを考慮したカラー剤や比較的刺激の少ないオーガニックなカラー剤、そしてケア剤を適切に組み合わせることで、ダメージを最低限に抑えつつなりたい髪形を実現できます。髪の傷みでカラーやパーマを諦めている方も、是非サロンで相談してみましょう。

まとめ

今回は、男性の基本的なヘアケアについてご紹介しました。男性のお客様に多くご来店いただいている「RISE」では、髪を健康に保つために自然由来のトリートメントをご用意しております。また、炭酸シャンプーを用いたヘッドスパは、独自の頭皮マッサージと合わせて大変ご好評いただいている当店自慢のメニューです。経験豊富なスタッフ陣が髪のお悩みを解決するために精一杯お手伝いさせていただきますので、ぜひ一度ご来店ください。