男性のパーマの頻度!どのくらいの間隔が理想的?長持ちさせる方法も解説!

男性のパーマの頻度!

パーマは、おしゃれなヘアスタイルを手に入れる方法のひとつだといえます。以前と比べると、オシャレのためにパーマをかける男性は増えている傾向にあるでしょう。ところで、パーマはどのくらいの頻度でかければいいかご存じでしょうか。実は、パーマにも理想的な頻度というものがあるのです。

そこで今回は、男性のパーマの理想的な頻度やパーマを長持ちさせる方法について解説します。

男性にとって理想的なパーマの頻度

パーマをかける理想的な頻度は、髪の長さや髪のくせなどで変わります。男性の場合は、2〜3ヶ月が理想的だと言われています。その理由は、パーマをあまり頻繁にかけると髪へのダメージがどんどん蓄積されてしまうからです。ここでは、パーマの仕組みを理解したうえで、なぜこのくらいの頻度が理想的なのか解説していきましょう。

パーマの仕組み

パーマをかけるためには、2つの薬剤(1剤・2剤)を利用します。1剤の作用は、髪の毛のタンパク質の結合を切り離すことです。また、髪をふやかして有効成分を浸透させるために、アルカリ剤が多く含まれています。こうしてタンパク質の結合が切断された髪は、ロッドで巻いたり伸ばしたりすることで形が変えられるようになります。

2剤の作用は、髪の毛に酸素を与えてタンパク質の一部を再結合させることです。1剤を使って髪の毛を柔らかくし、形を整えたら2剤で固めるというのがパーマの仕組みです。

パーマ後はダメージが残る

パーマをかけた後、受けたダメージを回復させるためにトリートメントを行います。しかし、これで完全にダメージが回復するわけではありません。また、肌のように自己修復や再生をする力もないので、パーマの後はある程度のダメージが残ったままの状態となります。

ダメージが残ったまま短い間隔でパーマをかけると、髪がさらに傷んでしまいスタイリングが難しくなってしまいます。そのため、1度パーマをかけたら最低でも2〜3ヶ月は間を置く必要があるのです。

パーマを長く持たせるためには?

2〜3ヶ月ほど間を置いた方がいいとは言っても、かけてからそれほど経たないうちにパーマが落ちてしまうこともあります。せっかくかけたパーマが落ちてしまうと、スタイリングは決まらず気分もあまり良くないものです。そこで、パーマをできるだけ長持ちさせるための方法を紹介します。

パーマの後、24時間はシャンプーやトリートメントを控える

パーマをかけた当日は、ヘアスタイルが完全に定着していないことがほとんどです。ヘアスタイルが定着するまでの時間は、およそ24時間かかると言われています。

24時間を待たずにシャンプーをすると、シャンプーの成分が髪の内部に浸透してパーマ液を洗い流してしまいます。そしてヘアスタイルが定着せず、パーマが落ちてしまうのです。ちなみに、トリートメントも髪の内部に浸透するので、パーマが落ちてしまう原因となります。

パーマをかけた当日に髪を洗う場合は、ぬるま湯で流すだけにするのが望ましいのです。パーマがかかりにくかったり落ちやすかったりする髪質の場合は、2日間はシャンプー・トリートメントを控えると良いでしょう。

パーマヘア用のシャンプーを使う

ヘアスタイルが定着した後も、洗浄力の強いシャンプーを使うとパーマが落ちる原因となります。パーマを長持ちさせるためには、洗浄力がマイルドなシャンプーを使うのがオススメです。

また、シャンプーに配合されている成分も重要です。パーマの長持ちに効果的な成分には、次のようなものがあります。

  • ダメージ補修の効果を持つ成分:ラウリルベタイン、ラウロイル加水分解シルクNa
  • 髪に優しい洗浄成分:ラウロイルアスパラギン酸、ココイグルタミンNa
  • 髪の毛にツヤや潤いを持たせる成分:セラミド、アルガンオイル

髪を優しく洗う

パーマを長持ちさせるためには、髪の洗い方も重要です。手で強くこする・引っ張るといったような洗い方をすると、ヘアスタイルがくずれてしまう恐れがあります。指の腹で髪を頭皮に当てて優しく洗うことが、パーマを長持ちさせるのに効果的です。

洗った後はドライヤーでしっかり乾かす

髪を洗った後、しっかり乾かすということも大切です。自然乾燥やドライヤーを軽くかける程度の乾かし方は、水分をきれいに取り除くことができません。髪が濡れたままになっていると、キューティクルがはがれ傷みやすくなってしまいます。そのため、パーマが早く落ちてしまう原因となるのです。

パーマを長持ちさせるためには、ドライヤーで水分をしっかり飛ばすことが重要となります。ドライヤーで乾燥しすぎるのが心配な場合は、アウトバストリートメント(トリートメント剤を髪につけ、洗い流さずドライヤーで乾かすこと)を行うと良いでしょう。トリートメント剤が髪をコーティングするので、ドライヤーの熱が直接当たらず乾燥しすぎるのを防いでくれます。

まとめ

男性のパーマは、髪の長さやクセにもよりますが2〜3ヶ月に一度くらいの頻度が理想的です。パーマは髪を理想の形にデザインできる方法ですが、同時に髪にダメージを与えてしまいます。短い間隔で頻繁にパーマをかけると髪がどんどん傷み、かえってパーマを楽しめなくなってしまうのです。2〜3ヶ月の間にパーマが落ちてしまう可能性もあるので、今回紹介した長持ちさせる方法を実践することをオススメします。

綾瀬の美容室「RISE」は、カットから考慮したメンズパーマを得意としています。事前のカウンセリングをしっかり行い、お客様一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせたヘアスタイルを提供させていただきます。パーマをご検討の際は、ぜひ当店へご相談ください。