坊主にする、サイドの髪の毛を刈り上げるときに重宝するのがバリカンです。床屋さんで利用されることもありますし、自分や子どもの髪の毛をカットするときに自宅で使っている家庭もあるでしょう。ところでバリカンを使っているときに痛く感じることはありませんか。使い方を少し工夫することで、痛みを感じずにバリカンでカットすることが可能になります。
今回は、バリカンを使う時に痛くない方法について解説していきます。
バリカンが痛いと感じる理由
バリカンを使っているときに痛いと感じたことはありませんか。なぜ痛みが起きるのかというと、頭皮に負担がかかることを起因としています。頭皮に負担のかかる原因はいくつか考えられます。
髪の毛が引っかかるから
バリカンで髪の毛を絡ませて引っ張ると頭皮に痛みが生じます。髪の毛がよく引っかかるのであれば、今使っているバリカンに何らかの問題が起きているのでしょう。とくに古いバリカンを使っている場合、油が切れ、滑りにくくなっている恐れがあります。新品のころにはオイルの力で滑らかに髪の毛をカットできるので、頭皮が引っ張られるリスクは少ないのです。しかし長年使い続けるとオイルが失われ、滑りが悪くなり、髪の毛が引っ掛かりやすくなります。
この場合、バリカンに油を差すことで問題解決できるかもしれません。油の差し方はモデルによって異なります。お手持ちの商品のマニュアルに書かれているはずなので、取扱説明書を一度チェックしてみるといいでしょう。
頭皮を傷つけてしまっている
バリカンの刃が頭皮に直接あたり痛みを引き起こしている可能性があります。カミソリでひげをそる時にカミソリ負けが起きるのと同じような要領です。しかし普通、バリカンの刃によって頭皮が傷つくことは考えにくいでしょう。各メーカー、頭皮を傷つけることのないように安全対策を施しているからです。
バリカンを使っていて痛みを感じ、その箇所を触って出血しているようであれば、使い方に問題があるかもしれません。バリカンは2枚刃になっているものが多い傾向にあります。2つの刃が重なり合っていて、上部の刃だけが動く仕組みです。そのためもし頭皮を傷つけているのであれば、この上部の刃が頭皮を触っている可能性があります。鏡を見て、上部の刃が頭皮にくっつかないように高さを調整してカットするといいでしょう。
アタッチメントが柔らかすぎる
バリカンのモデルに問題があって、使っているときに痛みを感じる場合もあります。痛みを感じるのは、アタッチメントが柔らかいからです。アタッチメントが柔らかいと髪の毛を十分起こせません。その結果、刃に髪の毛が引っ掛かりやすくなり、カットされている側は痛みを感じやすくなります。また髪の毛のカットにムラが生じやすくなります。髪の毛のカットの不十分な箇所ができているのであれば、買い替えを検討した方がいいでしょう。
痛みを感じないバリカンの使い方とは？
バリカンを使っているときに痛いのは、頭皮に負担がかかっているからです。そこで頭皮に負担のかからないバリカンの使い方をマスターできれば、痛みを感じずに快適に髪の毛をカットできるでしょう。
サイドにおける使い方
刈り上げやツーブロックにする際にバリカンを使用する人も多いでしょう。この時バリカンの動かし方の基本は下から上へ、です。イメージ的には刃先を逃すような感じでバリカンを持ち上げていきましょう。痛みを感じずに済むだけでなく、段差もできにくくきれいな仕上がりになります。
頭頂部の使い方
頭頂部をきれいにカットするためにバリカンを使用する人もいるでしょう。この場合1方向ではなく、前後左右から当てるのがおすすめです。頭皮に負担がかかりませんし、きれいにカットできるからです。
後頭部における使い方
後頭部をカットする際には、頭頂部からバリカンを下に向かって流していくといいでしょう。ただし襟足の毛をカットするのであれば、逆に下から持ち上げるようにバリカンを動かしましょう。
まとめ
バリカンを使っているときに痛みを感じるのであれば、現在使っている機種が古くて油の切れている可能性と誤った使い方のいずれかが原因でしょう。古い機種を使っているのであれば、注油してみると改善される可能性が高いといえます。またバリカンは頭頂部とサイド、後頭部のどこをカットするかで動かし方も変わってくるので、方法を押さえておきましょう。もし自分たちでできないような場合には、床屋や美容室などに行ってプロの技術でカットしてもらうのがおすすめです。
綾瀬で営業している美容室の「RISE」では、経験豊富なスタイリストがカットを担当しています。バリカンを使った施術にも対応していますが、お客さんにできるだけ負担のかからないようにカットしておりますので安心してお任せください。「RISE」ではスタイルの再現性にこだわり、自宅でも簡単に美容室でできたスタイルを作れます。バリカンを使ったカットが希望なら、まずは一度RISEまでお気軽にご相談くださいませ。
