スキンフェードの特徴とは？フェードカットやツーブロックとの違いも解説

スキンフェードの特徴

スキンフェードの定義は一体何なのでしょうか。そもそもどんな髪型のことなのかやアレンジ方法、それにどんなファッションに合うのか等を紹介します。

スキンフェードは0mmから借り上げたスタイル

スキンフェードは刈り上げヘアの一種です。トップに髪を残し、サイドを肌が見える0mmまでとことん短く刈り上げたスタイルになります。サイドの肌が見えるほど短いことが特徴です。またトップに合わせて刈り上げの長さを徐々に長くしていき、グラデーションを作ることも大きな特徴になります。

刈り上げはバリカンを使って作りますが、スキンフェードの場合一番短い部分は剃刀を使って髪を剃ってしまいます。サイドの肌色が際立ち刈り上げ部分とトップのコントラストが強く、おしゃれでクールな雰囲気になるでしょう。

トップのアレンジで雰囲気がまったく変わる

刈り上げスタイルというとワンパターンなイメージもあるかもしれませんが、スキンフェードはトップの長めに残す髪のアレンジ方法で雰囲気ががらりと変わります。そのまま無造作に残しておいたり髪を立ち上げたりするだけでも十分おしゃれですが、髪を七三に分けたりオールバックにしたりするとさらにクールな雰囲気になります。

またよりモードで甘めの雰囲気にするならトップの髪にパーマを当てるのもよいでしょう。カラーリングやサイドにラインを入れることでさらに個性を出すのもいいでしょう。同じスキンフェードでもトップの残し方やフェードの位置などスタイルが無限にあるので、完成形をイメージしたうえで美容院までお越しください。写真があるとよりスタッフに希望の髪型を伝えていただきやすくなります。

色々なスタイルに合う

短い刈り上げなので、スキンフェードはやんちゃな若者のヘアースタイルのイメージが強い傾向にあります。実際海外のヒップホップミュージシャンやラッパーにもスキンフェードにしている方が沢山いて、ストリートファッションとの相性もピカイチです。

ビジネスシーンやクラシカルな場所でスキンフェードにしたい場合は、サイドのフェードの位置を低めにし、トップを長めに残すことでシーンに合わせやすくなります。刈り上げはすっきりしたイメージなので、スーツや接客業に合うようにアレンジすることも可能です。

また色々なシーンや服装に合うだけでなく若い人から年配の方まで挑戦できる髪型で、白髪ヘアでもしっかり決まります。地肌が見える部分は比較的早く髪が伸びてくるので、興味があるならぜひ挑戦してみてください。

スキンフェードとフェードカットやツーブロックとの違い

スキンフェードとともに人気が高い髪型にフェードカットやツーブロックがあります。同じ刈り上げヘアなので、それぞれ特徴が似ています。ここではこの3つの髪型の違いをまとめていきましょう。

スキンフェードとフェードカットの違い

まずスキンフェードとフェードカットの違いを説明します。実はスキンフェードはフェードカットの一種です。フェードカットもサイドを短く刈り上げ、トップを長めに残したスタイルで、トップにいくにつれて刈り上げを長くしてグラデーションをつけています。このグラデーションの部分がフェードです。

それでは一体スキンフェードとフェードカットでは何が違うのでしょうか。フェードカットは1番短い位置の刈り上げが0mmになっています。対してフェードカットは1mmから2mmで整えます。スキンフェードのように肌色がはっきり見えることはなく、剃刀は使わず刈り上げに使うのは基本的にバリカンだけです。フェードカットはフェードの位置によっていくつか種類があります。スキンフェードの方が、思い切りが良い雰囲気になり、人気も高くなっています。

スキンフェードとツーブロックの違い

スキンフェードとともに人気が高い刈り上げヘアにツーブロックがあります。ツーブロックはスキンフェードやフェードカットとは違う髪型です。サイドを刈り上げてトップが長いところは似ていますが、ツーブロックでは刈り上げにグラデーションをつけません。パツンとサイドで2つの長さに分けられていることが特徴です。

ツーブロックはスキンフェードのようにサイドの刈り上げが目立つスタイルもあります。刈り上げ部分に長い髪をかぶせ髪でほとんど隠してしまうスタイルもあります。どちらも刈り上げの仕方やトップの長さでストリートからビジネスまでさまざまなシーンに対応できますが、スキンフェードの方がよりすっきりして爽やかさが増すでしょう。

まとめ